『セッション』についての所感・憎しみで結ばれた者にしか生み出せないもの、ネクスト・チャーリーへの贈り物
「グッジョブという言葉が、ネクスト・チャーリーを殺す」
主人公ニールは、チャーリー・パーカーを20世紀最も偉大な音楽家だ、と称した。
彼はチャーリーのようになりたかった。音楽史に名を刻むような、偉大な音楽家に。
もう1人の主人公、フレッチャー。
彼は、次なるチャーリーを育てたかった。自分の音楽の全てを叩き込んでもめげない、器を求めていた。
出会いだけが物語を生む。セッションは、音楽の神に触れる物語だ。
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『HUNTERXHUNTER』についての所感2・函の中の遊戯
KAI-YOUさんから執筆依頼を受けて、ハンターハンターにおける自由について書かせていただきました。
僕の文章に需要なんてあるんか…? という思いが未だに拭えませんが、なんせ頑張って書いたのでよかったら見てみて下さい。
晴れてのライター()デビューですよ(笑)(笑)(笑)
スプラトゥーンをモチーフに曲作りました
大大大好きなゲーム、スプラトゥーンをモチーフに曲を作りました。よろしければ聴いて下さい。
編成的には、一応本家っぽい楽器を使用していますが、途中からはあんまり気にせず作ることにしました。
ギター打ち込みでは無理ゲーすぎる、というのがこれからの最大の課題ですね。
あと曲自体は2週間くらいでだいたいできるんですが、そっからひたすらミックス作業でした。これもこれからの課題ですなぁ。
いつも遊んでくれるフレンドの皆様、絵を描いていただいたFさん、音楽のアドバイスをいただいたまけいぬさんに圧倒的感謝を。
イカをやったこともないCMしか知らないFさんが、電話しながら10分かからずこの絵を僕に見せてくれたときは神かと思いました。
以下、イカについてのしょーもない話。
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雑感3・大人になるぐらいなら
雑感2・くすんだスプーンをまず認めるということ
岡田斗司夫は「自分が楽しむことに資格が必要だと思っていないこと」をリア充の定義としました。
前提として、言ってる意味が分からない人は全員リア充でしょう。
あえて説明すると、例えば職場で飲み会があったとき、学校でクラスの団欒を見たとき、SNS上で盛り上がってるのを見たとき、平気で入っていける人間がリア充です。
「自分がここにいること」に疑問を持たない人種。
逆に「自分がここにいること」について不安を抱く人種、それが非リアです。
例えば“斜陽”の中で自らを「快楽のインポテンツ」と称した太宰治なんかは、よっぽどの非リアです。何をしても楽しいと思えない土台には、そもそも自分がこんなことをしていていいのだろうかという不安がありました。
何故分かるのかというと、僕自身が完全にそういう人種だからです。
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